子犬の社会性訓練の重要性

子犬を親兄弟からいきなり、それも若日齢で離してご家庭に送り出したり、ショーウィンドウに飾ったりすることは、犬の性格形成上等好ましいことではありません。まして40日、 あるいはその近い日齢で離乳することはとんでもないことと言うべきで、 絶対に避けなければなりません。

親兄弟とだけ一緒にいても社会性訓育効果はありません。

社会化のためには、親兄弟ばかりではなく、多くの犬との触れ合いが必要です。親兄弟だけで一緒にいても、それも早々と生後50日までで親兄弟と離したのでは社会化はゼロと考えるべきです。

生後45日位から社会性訓育は始まります

富士野荘では、親兄弟から離していきなりお客様にお渡しすることはいたして居りません。 お母さん犬と一緒にいる 生後45日位から何十頭もの群れに交っての社会性訓育を行っています。社会性訓育中は、群れの中には繁殖のために育成中の若犬、成犬、しかも雄雌区別することなく群居させております。それが社会性訓育上絶大な効果を生み、成犬になってからの性格さえも支配しますので、非常に重要なことです。

そのように多くの他の犬たちと、広い芝生の運動場での社会性訓育は、専従の担当者がつきっきりでこれにあたっております。

それはとりもなおさずストレスのない快適な生活であり、寿命さえも支配するといっても過言ではありません。「三つ子の魂百まで」といいますが、それは育った環境も影響します。子犬も同じです。

生後3か月までの社会性訓育・初歩訓練後のお引き渡し推奨の理由

富士野荘では生後3か月、社会性強化訓育及び初歩訓練済み渡しを推奨しています。その理由は生後2か月から、生後3か月の間は性格形成上一番重要な時期で、しかもそれは、単なる訓練のように後から出来ることではないからです。

生後3カ月になったら、8種混合ワクチンの追加接種をしなければなりません。それが済んで抗体が完成まで外歩き、他の犬との接触は避けるべきだと獣医さんは言います。

ところが、それまでの間が社会化上できる限り最も他の犬との接触・交流を必要とする時期なのです。

犬の生後2か月は人間の3歳児、3カ月では5歳児に相当するのです。この間、保育園にも、また幼稚園にも行かせてはダメ、他の子どもたちと遊ばせてもいけないと言っているのと同じことです。

この時期に権勢症候群は芽生えます。主従関係をしっかり身につける上からも必要なのです。