豆柴は利口だから排便のしつけが楽

生後3週間頃から排便場所を探し始める。

豆柴の赤ちゃんの排便は、産まれてから当分の間はもっぱら母犬任せですが、3週間頃からごそごそと巣床を這い出して排便の場所を探すようになります。母犬によって時期はまちまちですが、それを追うようにして今まで通りの排泄を促して処理するのもいますが、母犬によっては赤ちゃん犬の行動に任せて見守るのもいます。

20121127s31赤ちゃん犬の行動に任せている場合は、赤ちゃん犬は巣床からなるべく離れた所まで行って排便します。これはまさに本能です。

このように、素晴らしい、本能的清潔を好む優れた豆柴であっても、飼い方によっては、排便の躾に苦労しなくてはならない結果となる場合もあるのです。たとえば、富士野荘では考えられないような幼齢で親から離れて、陳列、檻の中で飼われている子犬は、いつの間にか生理的な限界から、自分の寝ている場所での排泄に抵抗がなくなってしまいます。

排便の躾が出来ていない子犬とできている子犬との違い。

柴犬を飼った体験について、ある作家が本の中で「可愛いというよりも、給餌と、排便の後片付けをする毎日」、「飼うということは排便の世話をするということ」、「排便の躾に半年かかった」等などの記述がありました。とても信じられない思いです。柴ほど排便の躾の楽な犬はいない、といっていいからです。

限られた檻の中だけで飼われ、生活の場とトイレの場所が同じだと、その癖はなかなか取れないとしても、無理はありません。それはブリーダーであっても、同じような飼い方をしているのであれば、大同小異でしょう。

富士野荘の子犬は、生後50日くらいになると、排便の基本的躾は一応完了していますので、その後の飼い方についての指導を守っていただける限り、その面での苦労は全くする必要はありません。その価値だけでも小さくはない、と胸を張る思いです。

排便の躾ができている子犬ということは健康な子犬であるということ。

以上、申し上げましたように、豆柴は本来とても清潔を好む本能的なものがあります。犬の健康とストレスという問題は、見逃すことのできない大きな永遠の課題といっていいほどです。もともと、汚したくなかった自分の居住空間を、不本意に、不潔な場所にしてしまった場合と、常に乾燥した清潔な犬舎での生活との健康に与える影響は、大きな開きが生じます。

富士野荘では既に幾度もご説明しましたような、各種保証制度を設けております。それができるのも、排便の躾に至るまで、細心の、行き届いた飼育管理の裏付けがあるからと言うことができます。

子犬を飼う場合、同じ犬種が、ただ単に値段が20万円のものよりも、10万円のものの方が10万円安いから、10万円得した等と思われる方が、たまにはおられるようです。それは生き物の犬を工業製品、例えばテレビや自動車等と同列に考えているからです。

一方、飼った犬の何倍もの治療費を、獣医さんに払ったという話もよく耳にするところです。お出でになったお客様の中には、いろいろな体験をされた方がおられます。その中には、毎月治療費に7,8万円支払っていたという方も実際におられました。仮に月に5万円払ったとしても1年間に60万円です。得したはずの10万円がこのような結果になったのではたまったものではありません。思慮の浅さを後悔しても、後の祭りです。