子犬の躾(しつけ)のコツ

家族の一員としてお飼いになるのであれば、躾は欠かせません。躾が出来ていない犬では、犬を飼う本来の目的である癒し効果も、楽しみも減殺されてしまうことでしょう。それは取りも直さず、犬にとっても不幸なことです。子犬の内、そのときでないとできない躾があります。後悔しないためにも、十分の躾をなさって下さい。できれば、躾済の犬を飼うのが理想と言えましょう。

排泄の躾は早いほどよい。

オシッコやウンチの場所は、室内でさせるか、庭等外でさるかを基本的に決めなければなりません。それは飼育環境や世話する時間的ゆとりの多寡によっても違います。実状に即した、ご自分に合った選択をすることが大切です。

室内飼育のときの排泄の躾。

20130114s-fuk1室内飼育に用いるサークルは、長方形でも正方形のものでも構いませんが、長方形ならトイレトレーとクレートをそれぞれ両端に置き、正方形なら片側にトイレトレーとクレートを並べておきます。何れの場合もそれ以外の場所にはトイレシートを敷き詰めて下さい。

排泄したら、汚れたトイレシートを下にして、その上に新しいシートを重ねてトイレにセットします。そこで上手く排泄したら褒めてあげて下さい。

室内飼育、屋外排泄の躾。

飼育は屋内、排泄は外の場合は、下記「屋外飼育排泄の躾」に準じ、お庭等に出してあげて下さい。

屋外飼育排泄の躾。

屋外での飼育は、お庭の条件に合った広さの柵を設け、家屋側にに犬舎を造り、その中にクレートをおきます。囲いの範囲内で自由にさせておけば、片隅で排泄するようになります。特別の躾というものは必要ありません。

従順性の訓育。

従順性訓育は、服従訓練の第一歩ともいうべき重要度の高い躾ですから、努々怠ってはなりません。具体的にはアイコンタクトと言われている飼い主の目を見る、目と目を合わせること、身体のどこを触っても大人しくして、なすがままに大人しくしていること等です。

目と目を合わせることの重要性を認識して躾けをする。

飼い犬である以上、主従関係がしっかり身についていないと、お互い幸せを満喫することは出来ません。その始まりがアイコンタクトです。行動を共にするとき、次に何の命令が出るかを注視するようでなければなりません。その躾方ですが、玩具等小道具、餌を使うのが早道です。

体のどこを触っても、大人しくしていれるように躾ける。

尻尾を触ると唸る、餌をたべているとき手をだすと咬みつく、というのでは野獣を飼うようなもの、飼い犬とは言えません。抱いても大人しく身を委ねる、耳や尻尾を引っ張っても嫌がることがない、またどこを触っても平常心を保っておられるようでなければなりません。

それには足指、歯、口の中、体のあらゆる部位を触って、慣らしておくことが必要です。しかも、早い時期から実行することです。

首輪・リードに慣らす。

首輪を付けた当初は足で描いたり等しますが、そのままにしておけば、間もなく慣れます。しかし、リードは首輪のようには簡単ではありません。いきなりリードを引くと、反り返ったり、転げ回ったり等して抵抗を示します。それを慣らすには、最初短いロープを付けたままぶら下げておくことから始めます。それになれたらリードをつけて、ゆっくり引いて下さい。この場合、無理はしないことです。まだ抵抗を示すようなら、リードを付けたまま室内で遊ばせて、慣れたところで手に取って下さい。

その他の躾。

ハウスの命令で直ぐハウスに入るように躾ける。

ドッグフードを一粒見せながら、クレートの中に投げ込むと入りますので、透かさず扉を閉めて、更に一粒与えてから褒めて下さい。これを数回繰り返してから、今度はドッグフードを投げ込まず、入ったあとから一粒与えて、褒めるだけで構いません。

餌は、必ず待たせてから与える。

餌をあたえるときは、必ずサークルやクレートの外に出してキチンと待たせましょう。その延長線上に訓練があるものと心得て下さい。それを前提とする限りサークルやクレートの中で与えることはお薦めできません。

社会性訓育は、家族の一員として飼うための一里塚。

親兄弟から行き成り離して家庭入り、というのでは、子犬にとっても、飼い主としても大変不幸なことです。何故ならば、社会性訓育が施されていない子犬は成長後、多くの犬に権勢症候群的傾向が見られるからです。

社会性訓育は親兄弟と永くいるだけでは、不可能です。多くの、しかも若犬や成犬も交えての共同生活を体験させなければなりません。期間は最低2か月、できれば3か月間の訓育が望まれます。ましてや、46日や50日位で譲り受ける等、とんでもないことです。詳しくは「子犬の社会性訓練の重要性」をご覧下さい。


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カテゴリ: 豆柴の飼い方