運動のさせ方と重要性

20110627stel1最近は、かつては考えられなかったような病名の犬が増えています。その多くは循環器疾患、所謂生活習慣病です。過食、運動不足等による太り過ぎの結果なのです。太っている犬の殆んどが、欲しがるから与える、それが愛情と勘違いされているようです。それでも代謝の均衡を保てる程度の運動がなされていればいいのですが、そうでないところに問題があるのです。

与え過ぎるから太る、肥るから運動したがらなくなる、益々運動量が減る、の悪循環が常態化しますと、極めて恐ろしい事態が潜行していきます。それに気づかない、或いは楽観視しているうちに不健康の顕在化に慌てる不幸な日を迎えることにななり兼ねません。従って、その時期には遥かに遠いと思いがちの幼犬のうちから、それを意識した飼い方を心掛けることが愛犬家の責務であり、真の愛情ではないでしょうか。

室内における運動

迎え入れた当初の子犬の運動のさせ方

いくら運動が重要だからといって、離乳後間もなく迎え入れた子犬を、いきなり外に連れ出して成犬並みの運動をさせてはいけません。そのころの子犬は、室内で遊ばせるだけで十分、運動になります。勿論、室内から出すな、というのではありません。お庭に出して遊ばせても一向に構いません。ご自分の環境に合わせた運動の仕方を考えて下さい。

外歩き散歩に連れ出す前準備

外へ連れ出す前に、抱くかキャリーバックにいれて、散歩予定コースを回わることをお薦めいたします。計画なさっているコースをいろいろと見物させてあげて下さい。

ドッグランナーを使っての運動

ドッグランナーの使用は、あくまで外回りの運動の時期に達した犬に限ります。それも、雨天やご自分の体調の具合が悪く運動に連れ出せないときにのみ利用することに留めることをお薦めします。運動の効果は単に肉体的効果だけではないからです。

引き運動と散歩

運動と散歩は違う

ゆっくり散歩するだけではあまり運動にはなりません。少なくとも速歩くらいをお薦めします。その点フリーリードを使えば、人の方はゆっくり歩いていても、犬は行ったり来たり走りますので、いい運動になります。ただ、この場合、注意しなくてはならないことは、時々、脚側行進に復帰させることを怠らないようにすることです。そため完全な服従訓練を終えてからでなければなりません。

ドッグランで走らせる

ドッグラン等で遊ばせるには、社会化が前提

何と言っても、ドッグラン等広い場所で走らせることは、一番良い運動方法です。それは肉体的な運動効果ばかりではなく、精神的な満足感も得られ、相乗効果は健康上少なからず貢献しますので大きな利益となります。その場合、気をつけなくてはならないことは、ドッグランのような囲いのある場所ならリードなしで構いませんが、そうでない例えば河川敷等のようなところでは、長いリードを用いて下さい。

しかし、ドッグランに入れるには、十分な社会化が出来ていなと逆効果となります。どのような環境で、どのようにして育ってきたかがその命運と成果を分けることになりますので、その点の確認も子犬選びの重要なポイントとなります。

つまり、単に何時まで親兄弟と一緒にいたかだけでは大した意味がないということです。犬の良さ、健康、性格及び訓練性能と並んで大事なのが社会化です。しかも、その社会性訓育は運動量とも比例するのですから、そのまま将来の健康までも支配すると云っても決して過言ではありません。


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カテゴリ: 豆柴の飼い方