小豆柴事典-豆柴改良・小豆柴作出の歴史

今では、人類最良の友といわれるほど人間社会の大きさ存在になっている犬の起源は、狼の子を人間が飼い慣らし、人間に慣れる遺伝子を有する個体を選び繁殖を重ねてつく
られたのだろうとの考え方が一般的です。つまりそのときから既に改良は始まっているのです。

豆柴子犬
その歴史は15000年前に遡るとされています。
犬という最良の友を得ることがなければ、現在の人間社会の姿も違うものになっていたかもしれないという人もいるほどです。
勿論、常に改良が行われてきたのは犬ばかりではありません。あらゆる家畜、家禽(かきん)から野菜も果樹も、そして穀物、花に至るまでです。それは全て人間の生活に有用だからです。

現に、犬は人間にとってなくてはならない、人間では出来ない大きな働きをして人間社会に貢献しているのです。盲導犬、警察犬、麻薬探知犬、猟犬、爆発物探知犬、地雷探知犬、害獣駆除犬、セラピードッグ、聴導犬、介助犬、災害救助犬、DVD探知犬、トリュフ探知犬、がん探知犬、低血糖アラート犬、警備犬、番犬などです。

豆柴 セラピードッグ

家庭では 癒しを与え家庭に幸せをもたらし大きく貢献しております。具体的には共通の話題が出来て家中が明るくなった、子供が明るく元気になった、情操教育に役立っている、犬が来てから朝起こさなくてよくなった、学校帰りが早くなった、孤独のおばあちやんの生きがいになっている、仕事から帰っ来たとき全身で喜び露わにして迎えてまくれるとき疲れを忘れる等などです。
また、どうせなら飼うなら好きな犬種を飼いたいのも人情でしょう。そこに品種改良、更には新品種が生まれる要因があり、それは動植物みな同じです。サラブレットもその一例です。
セントバーナード犬やグレートデンのように、大型犬を好きな人もいれば、より小さい犬を好む人もいます。
犬種は世界には非公認犬種を含めて700〜800の犬種がいるといわれており、JKCにはその内約200犬種の登録があるようですが、大部分は外国、特に多いのはイギリスで改良作出された犬種です。

「小型化された柴犬は、無理な繁殖によって生まれてきた可愛そうな子達」と云う人がいます。
無理な繁殖とは何を指すのかは分かりませんが、少なくとも富士野荘で産まれた豆柴は無理な繁殖はしておりません。兄弟でも大きさが違います。小さい犬を選びこれを何十代も繰り返していけば自然の内に小さい犬が固定します。

その改良の歴史が生み出したのが、現在の豆柴であり、それを基に改良作出したのが小豆柴です。

「豆柴が普通の大きさに育った柴犬」というのは、初めから柴犬だった子犬を豆柴として売り買いしたのではありませんか。また、無理な食事制限て豆柴になるものでもありません。そんなことをしていたら栄養失調で早く死んでしまいます。豆柴とて必要な栄養・カロリーは確り与えなければなりません。

JKC(ジャパンケンネルクラブ)が豆柴という犬種を認めるつもりはないと言っている、と云う人もいます。今はそうかもしれません。しかし何れは認めざるを得ないときが来る筈です。

小型化された犬種は沢山あります。例えばトイプードルもそうです。
プードルの原種は、体重20㎏を超すスタンダード・プードル。昔は鳥猟犬として活躍、獲物を回収する役目を果たし、人間の生活に貢献しており、原産国フランスで人気化し、間もなく小型化するための品種改良が進められていったのです。

それからミデアムプードル、ミニチュア・プードルが誕生、次いで今人気の体重3㎏位のトイ・プードルが誕生したのです。

各サイズ全てのプードルは、今でこそKC(英国ケンネルクラブ)、AKC(アメリカケンネルクラブ)でも公認犬種として登録されていますが、改良・作出の歴史をみると『非公認時代』を経てきているのです。スタンダードプードルを餌の量を減らして小さくしていったのではないことは、今更論じるまでもありません。

このような、犬種を作りたいの思いは全ての分野に変わることはありません。その恩恵に与って、今我々は、戦前では考えられない夢のような生活をしているのです。
因みに、内閣府大臣官房政府広報室の発表によりますと「犬好き」と答えた者の割合が68.0%「嫌い」と答えた者の割合が29.0%となっています。これを単純に人口で換算しますと、日本人の8億5千8百90万人が犬好きの人ということになります。更に今後高齢化社会が進めば、犬に癒しを求める傾向はさらに強くなってくると思われます。これも見逃せない事実です。

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