豆柴とは? 成犬時の大きさ、価格、血統書、選び方など

極小豆柴の子犬
豆柴とは、小型の柴犬です。近代になって、誰かが作りだしたと言うものではありません。豆柴の先祖を辿ってみれば分かることですが、どこか特定の犬舎だけにたどり着くことはありません。バラバラです。

柴犬は縄文時代の昔から山岳地帯における狸や狐などの狩猟犬として活躍し、人間と共に生活してきました。こうした柴犬の中に大昔からいた小型の柴犬を、現代の住宅事情や室内犬としての需要に応じて、改良・繁殖したものが豆柴です。

豆柴の概要

柴犬は縄文時代から狩猟犬として人間と生活をともにしてきたと言われています。その中には体高1尺(30.3cm)以下の小さい犬もいて、それが現在の豆柴のルーツと考えられます。豆柴は、公益社団法人日本犬保存会が定めた柴犬の標準に照らして体高の小さい柴犬であり、あくまでも小型の柴犬ですから、柴犬としての優れた風貌や性質を備えています。

原産地 日本
起源 縄文時代
犬種分類 日本犬小型・柴犬
毛色 赤・黒・白・赤胡麻・黒胡麻
大きさ(体高) 雄♂:33cm
雌♀:31cm

柴犬は国の天然記念物に指定された7つの日本犬種の1つであり、小型の柴犬である豆柴もまた国の天然記念物です。

成犬の大きさ

豆柴の大きな特徴はその小柄な身体にあります。公益社団法人日本犬保存会が昭和9年(1934年)9月に制定した柴犬の標準体高である、雄♂39.5cm、雌♀36.5cm(雄雌ともに±1.5cmを許容しています)に比べて小さいのが豆柴です。当舎では、豆柴、極小豆柴、小豆柴を、それぞれの大きさに応じて以下のような基準で呼び分けています。

豆柴の体高
雄♂ 雌♀
柴犬 39.5cm 36.5cm
豆柴 33cm 31cm
極小豆柴 30cm 28cm
小豆柴 27cm 25cm
体高

柴犬の体高

体高とは、犬が自然に四足で立った状態で、き甲部(肩の上端部)から地面までの垂直の距離を言います。

豆柴の体高は、雄♂33cm(±1.5cm)、雌♀31cm(±1.5cm)が当舎の標準です。さらに小さい極小豆柴は雄♂30cm(±1.5cm)、雌♀28cm(±1.5cm)であり、最も小さな小豆柴は雄♂27cm(±1.5cm)、雌♀25cm(±1.5cm)です。これらはいずれも血統登録のうえでは柴犬であり、あくまで標準体高より小さい柴犬が豆柴(または極小豆柴、小豆柴)であるということになります。

なお、体重で言いますと、標準は普通の肉付きで、豆柴は5Kg以上6Kgくらいまで、
極小豆柴は4kg前後です。

成犬の画像

下の画像はどれも柴犬は一頭だけで、豆柴はすべて成犬です。親子ではありません。画像はクリックで拡大しますので、一枚ずつご確認ください。一見すると親子のように見えますが、正真正銘いずれも成犬です。画像を見れば、普通柴と豆柴との大きさの違いは歴然としております。これが本物の豆柴の成犬です。

柴犬と豆柴の成犬

向かって左普通柴の成犬、右は豆柴の成犬

豆柴の走る様子

豆柴は、小さくても同じくらいのスピードで走ります

豆柴の成犬

当舎の豆柴は、小さくても 全て柴犬の特徴を備えています

黒豆柴成犬と柴成犬の体格差

手前の黒豆柴成犬と柴成犬 との体高差は10cmもあります

豆柴成犬と普通柴成犬

まるで親子ほどの違いの豆柴成犬と普通柴成犬

豆柴の成犬

この赤豆柴も黒豆柴もきれいな巻尾です。

豆柴の成犬

こんな小さな黒豆柴でも負けてはいません

豆柴と極小豆柴の成犬

手前の右は極小豆柴の成犬です

豆柴の性格

豆柴といっても後述するように小柄な柴犬ですから、その性格は柴犬に準じます。柴犬は縄文時代から狩猟として人間と生活をともにしてきましたし、番犬として飼われてきた期間も長いため、およそ次のような性格を特色としています。

  • 独立心が強く勇敢。
  • 飼い主に対しては従順で忠実。
  • 外部の人に対しては警戒心が強く攻撃的。
  • 賢く清潔好き。
  • 快活で愛嬌がある。

上記は普通の柴の特色ですが、富士野荘の豆柴においてはこれに加えて、家族の一員として室内で飼われることが多い事実をふまえ、無駄吠えせず穏やかで明るい性格であることも重視しています。性格は遺伝的な面が大きく、子犬のとき身体のいろんなところを触って嫌がるか嫌がらないかをみれば、その犬の性格がおおよそ判断できます。

自分の犬なのに、尻尾を触ったり、寝ているとき体を触ったりすると唸る、咬むなど、餌を食べているときは手をだせない、という声をよく耳にします。しかし、そうなると、それはもう犬ではなく、野獣を飼っているようなものです。よく尻尾を振る、呼べばすぐ来てペロペロ人の手や顔を舐めるような愛嬌のある性格が望ましいでしょう。

豆柴の毛色

豆柴の毛色は赤、黒、白、胡麻、胡麻には赤胡麻と黒胡麻とがあります。中でも黒胡麻は最も数が少なく、その渋味のある色合いは、根強い人気があるものの中々産まれてきません。それだけに手に入れるのはより難しいのが現実です。

豆柴犬の赤

豆柴犬の黒

豆柴犬の胡麻色

胡麻

豆柴犬の白色

寿命

公式の統計はありませんが、豆柴の寿命は普通の柴犬の寿命と同じく12年から18年ほどです。ただしこれは食事や運動などの飼育環境や個体差が大きく影響するため、あくまで参考値です。また、豆柴として売られている個体の中には健康上の問題を抱えたものもいるため、愛犬に長く健康でいてほしいと願うのであれば、購入の際に注意が必要です。

健康と病気

豆柴といえども柴犬であり、先祖代々日本の気候風土に馴染んできたこともあってたいへん丈夫で、粗食にも耐える飼いやすい犬種です。ただし、運動不足にならないよう心がけ、普段の運動を怠らないことように注意してください。元来、柴犬は野山を駆け回る狩猟犬として活躍していたことを思い起していただいて、朝晩20〜30分は運動に連れ出してあげてください。

豆柴は健康面で劣化した柴犬と言う人がいます。まともなブリーダーは豆柴を繁殖させないとか、バランスのとれた豆柴は見たことがないなどという人もおります。実際、数あるブリーダーの中には、そういった柴犬を豆柴として販売しているところがあるようでよく問題になってもいます。

しかし本物の豆柴はそのようなものではありません。「何十年も柴犬を飼いドックショーを楽しんできたけれど、もう歳をとって普通の柴は飼うことできないので今後は小さい豆柴を飼いたい」と言ってこられたお客さまが、富士野荘の豆柴をご覧になって「体高さえあれば、日本犬保存会の本部展に出陳しても、堂々と闘えるほど優秀ですね」と仰っておられました。

小豆柴・豆柴は何故人気があるのか

小豆柴・豆柴の人気がある理由は、頭が良く、躾や訓練が簡単、帰巣本能に優れ、迷い犬にならない、飼い主に忠実、グルーミングやトリミングが不要で手入れが楽、病気に強く、小さいので女性や子供、高齢者にも扱いやすい等などの利点があるからです。⇒詳しくはこちら

犬種分類と血統書

豆柴は日本古来の小型の日本犬・柴犬の中に存在する小さめの柴犬です。「豆柴という犬種は存在しません」と言う人がいますが、正しくはありません。豆柴は現実に存在するからです。一方で、権威のある公認犬種登録団体の犬種分類においては、豆柴を独立した犬種として分類登録していません。全て柴犬としての登録になります。

犬種分類

独立した犬種として登録されていない現在、血統登録上は、豆柴の犬種分類における扱いは『標準より小さい柴犬』というものです。より正確に言えば、日本犬保存会において独立した犬種として分類していないため、小型日本犬・柴犬の標準体高を満たしていない、小さな柴犬が豆柴です。各登録団体ごとの状況は次の通りです。ただし、天然記念物柴犬保存会にあっては小柴部を設けて『小柴』として扱っています。

公益社団法人日本犬保存会
日本犬の血統登録団体で公益社団法人を認可されている唯一の団体であり、最も権威ある登録団体です。豆柴としての登録はなく、柴犬としての登録となります。
一般社団法人ジャパンケンネルクラブ
国際畜犬連盟に加盟しており、全犬種の登録を扱う日本最大の登録団体です。豆柴としての登録はなく、柴犬としての登録となります。
天然記念物柴犬保存会
小柴部を設け『小柴』として固定化に努めています

これらの権威ある登録団体において、豆柴を独立した犬種としての登録は、現在はありません。したがって、柴犬の血統書を持つ柴犬の中に豆柴が存在するというのが現状です。

これを大きな柴犬にあてはめても同様のことが言えます。紀州犬や四国犬などの中型日本犬の大きさに近い、オーバーサイズの柴犬もそれなりにいますが、それも柴犬には違いないということです。これを仮に『大柴』と呼んだとしても、同会では独立した犬種とは認めることはありません。

権威ある血統登録団体における登録状況

公益社団法人日本犬保存会および一般社団法人ジャパンケンネルクラブでは「豆柴」としての登録がないことから、以下のような質問を受けることがあります。

「公益社団法人日本犬保存会およびジャパンケンネルクラブでは豆柴の作出を会員に禁じているため、この両団体には豆柴犬はいない、と聞いたことがありますが、本当ですか」

結論から言って、これは大変な誤りです。何故ならば、『豆柴』としての犬種分類がないだけであって、『柴犬』として登録されている中に『豆柴』もいる、というのが正しい答えだからです。繰り返しになりますが『豆柴』というのは現在公認の血統登録団体では分類はありませんが、固定化された『豆柴』が厳然として存在するのですから、『非公認犬種』ということになります。

また、両団体が「豆柴の大きさの、小型柴犬は繁殖してはならないと禁じている」という事実もありません。

私共では、小さい柴犬というだけでは、豆柴とは言いません。たまたまその固体が小さいということだけではなく、何十代にもわたって豆柴としての大きさが続いてきたことが前提になります。

なお、富士野荘にてお譲りする豆柴は、すべて公益社団法人日本犬保存会に血統登録されており、同会の血統書が付きます。また、ご希望があれば有料でJKC(ジャパンケンネルクラブ)の血統書を付けることも可能です。もちろん柴犬としての血統書です。

豆柴の血統書と発行団体の信用性

『公益社団法人日本犬保存会』等、公認された血統登録団体では、豆柴として分類した血統登録は行っていませんが、その一方で公認でない私的な血統書も出回っているようです。

血統書はその犬のルーツを知ることのできる唯一の証明手段です。特に豆柴にはポメラニアンの血が入っているのではなどと言う人もいるようで、そこに、日本犬の血統登録で権威ある血統書発行団体発行の血統書でなければならない必然性があるのです。

ではどうやってそれを知ることができるのでしょうか。血統書の信用性を確認する手段がひとつあります。公認されている権威のある団体である公益社団法人日本犬保存会(日保)に、その血統書のある犬の登録、または予備登録が出来るか否かを確認することです。それが可能な団体ならば、信用するに値すると考えていいでしょう。

公益社団法人日本犬保存会において、血統登録団体相互間の血統登録ができるのは、公益社団法人、秋田犬保存会、旧)社団法人秋田犬協会、一般社団法人天然記念物北海道犬保存会、旧)社団法人 天然記念物紀州犬保存会だけです。

予備登録ができるのは、柴犬ではジャパンケンネルクラブ、柴犬保存会のみですが、その他の団体で発行している『豆柴』の血統書は登録を受け付けていません。つまり『豆柴』を登録したその血統書はすべて、その血統書を発行した団体内でだけ通用する私的なものであり、業界一般には通用しない血統書ということになります。
したがって『豆柴』としての血統書の客観的な評価や信用度はその範囲内にとどまる、と言わざるを得ないでしょう。豆柴を選ぶ上で、血統書発行団体がどこなのかが、重要なポイントのひとつとなります。

ミニチュア純粋犬の分類と固定化

科学技術では世界の先端を走っている日本ですが、純粋犬に関しては後進国であるといえます。たとえば、フランスにおけるプードルは、スタンダードもいれば、ミニチュア、トイに至るまで分類されています。こういった種は他にもダックスフンド、シュナウザー等がいます。

何代にもわたって繁殖を重ね今日の体格を維持している豆柴であれば、分類の厳格さは要求されるとしても、柴犬保存会が小柴を分類しているように、豆柴として独立させてもおかしくはありません。

富士野荘の豆柴は長年にわたって、何十代も小さい個体同士の繁殖を重ねてきたのもので、たまたま小さく産まれた小さい柴犬や発育不良の柴犬ではありません。その意味では独立した犬種といっても差し支えないのですが、日本犬においては世界最高権威の日本犬登録団体『公益社団法人日本犬保存会』ではそれを認めていないため、体高不足の柴犬ということになってしまいます。

豆柴のチャンピオン犬

公益社団法人日本犬保存会や、国際畜犬連盟に加入している全犬種の一般社団法人ジャパンケンネルクラブでも犬種分類上は、小豆柴も豆柴も『柴犬』です。従って、展覧会に出展はできますが、どんなに素晴らしい体型・性格を兼ね備えた小豆柴や豆柴であっても、体高不足で失格とされてしまいます。

したがって、公益社団法人日本犬保存会等へ移籍、血統登録できない団体にならともかく、権威ある公認団体である公益社団法人日本犬保存会やジャパンケンネルクラブ(JKC)には小豆柴や豆柴のチャンピオン犬は一頭も存在しません。

起源と歴史

巷では、豆柴はポメラニアンと柴犬との交雑によって作られたとか、近親繁殖によってつくられたものなどとと言われています。しかし、実際は縄文時代、既に、小獣猟犬として活躍していたのであって、近年になって作出されたものではありません。

昭和9年日本犬保存会が日本犬の標準を制定した折にも、実際にはそのとき制定された現在の基準からしますと、オーバーサイズの柴犬も、体高不足の柴犬もおり、その中の1尺(30.3㎝)以下の小さい柴犬は小獣狩猟犬として、活躍していたのです。天然記念物柴犬保存会の中城瀧雄氏は「柴犬研究60年」の中で次のように述べています。

大昔、 1尺(30.3㎝)以下の小さい犬もおり、柴保の純化作出の結果、普通の柴犬の矮化の結果ではなく、元々いたものが分離してできたもの、という考えによって、今まで小さく生まれてきた子犬を、普通の大きさにしようという努力をやめ、小柴として取り扱うことにしたわけです。

また同氏は次のようにも記述しています。

  • 「小さいながら顔貌・体型・被毛・性質などに、縄文犬風の特徴を持っている」
  • 「縄文人と、小さな1尺前後の犬がいて、穴猟や鳥や小さい獣たちの猟で働いていただろう、ということは想像できます」
  • 「審査時に1尺以下の犬たちを、小柴として取り扱い、個々の犬のでき如何によって、金章犬と準金章犬に評価しました」

食糧難を生き残った豆柴とその復活

戦時中における食料難の犠牲になったのは、何も人ばかりではありませんでした。特に多くの餌を必要とする大型種である秋田犬の受難は最たるものがありました。その点、柴犬の方が比較的恵まれていたと言えます。1尺(30.3cm)以下の小さい柴犬、今で言う豆柴の生き残れた所以でもあります。

富士野荘の原点は1954年、1尺(30.3cm)以下の小柴を探し求めて全国を行脚する中で小さな柴犬と出会ったことにあります。そのとき全国から集めた小さな柴犬をもとに、更なる改良・繁殖を積み重ね、現代に豆柴を復活させ、今では日本一の子犬誕生頭数を誇る豆柴専門ブリーダーとなったのです。

時代背景の変化と豆柴

日本の住宅事情、高齢化人口の増加に加え、日本人の日本犬に対する憧憬、それに「犬は外で飼うもの」から「家族の一員なのだから室内で一緒に暮らすのが当然」という認識へと、時代背景は大きく変化しました。その結果、必然的に豆柴の人気と需要は今後一層増大するものと考えられます。

かつては犬を室内で飼うなどとても考えられなかったのが、今では当たり前になるほど時代は変遷しました。一例をあげますと、一昔前までは犬を飼わない条件つきでないとマンシションの貸し手がなかったのが、今はどうでしょう。犬を飼っても良いという物件が多くある時代に入ったのです。でないと、満室にするのに骨が折れるからです。

そうなると豆柴は向かうところ敵なしの条件を備え持っています。「無駄吠えしない」「小さくて賢い」「排便の躾けが楽」「帰巣本能が優れていて迷子にならない」などなど家族の一員としてのふさわしい価値があるからです。したがって、飼育頭数はやがて、普通柴を凌駕する日がくることでしょう。

こうした時代背景の変化を加味すれば、日本犬保存会、JKC(ジャパンケンネルクラブ)においても、豆柴犬の実績・評価、小型柴犬の研究の進捗、考古学などの裏づけ等によっては、公認の日がくると思います。

作出と繁殖

繁殖業者によっては、豆柴の作出にあたり、他の小型犬との交配をしたり、過剰な近親交配を繰り返す、などの問題のある繁殖を行っているところもあり、これが深刻なトラブルを招くこともあるようです。

確かに、偽物の豆柴が出まわっているのも事実です。本物の小豆柴や豆柴には、永い改良作出の歴史がありますので、判断を誤らないことが重要です。

豆柴の作出方法

豆柴犬は、「小型の柴犬」です。体が小さければそれだけで良いと言う事にはなりません。小さいことは当然のこととして、柴犬と言うからには、性能、体型共に柴犬の特徴全て備えていなければなりません。以下に、これまで見聞きした豆柴の作出方法と、富士野荘における繁殖をまとめます。

柴犬にポメラニアン等、小型の洋犬を交配して作出
これについては定かなことは分かりませんが、たしかに柴犬とは似ても似つかない小さな犬を見かけます。毛質の点においても明らかに柴犬のそれとは異なっており、これを選ぶのであればそもそも豆柴ではなく、むしろポメラニアンなどの洋犬を飼うべきでしょう。また、このタイプの犬には当然、前記の権威ある団体の血統書はありません。仮に血統書があっても、その発行団体が独自で発行する血統書ということになります。
柴犬を基に近親交配による繁殖
繁殖手法はどうであれ、柴犬だけを土台にして繁殖されたものと考えられます。しかし前記の権威ある団体の血統書がついていない場合は、血統書のある犬が繁殖に使われたかどうか、つまり純粋の柴犬であったか否かの疑いが残ります。権威ある公認団体に登録されている犬を、わざわざ一般には通用しないような他団体へ登録替えをする説明がつかないからです。
もともと昔から存在した小型の柴犬による繁殖
最も安心できて、かつ、確実性のある繁殖方法です。豆柴といえども柴犬ですから、性質や体型などに柴犬の特徴すべて備えていなければなりません。富士野荘の豆柴はすべてこの方法で繁殖したものであり、私的発行の血統書付き豆柴犬は一切繁殖していません。

豆柴をこれらのタイプに分類した場合、どれを選ぶべきか。飼う人の好みの違いはあるにせよ、豆柴はあくまで柴犬なのですから、柴犬の特徴をきちんと備えていなければなりません。

近親交配について

近親交配というのは、素人がみだりに行う性質のものではありません。しかし、育種上不可欠な繁殖手段であることには変わりなく、改良の過程で行われていたとしても当然のことと言えます。また、系統繁殖も近親交配を行わずには成り立ち得ません。近親交配そのものが悪いと言うのは、素人的先入観による論法です。

近親交配の身近な例は、競争馬・サラブレッドでしょう。それなくして今日にみる、あの素晴らしい速力を持つ馬の誕生はなかったのです。

とはいえ、たしかに、ブリーダーの産生する子犬には、近親交配による弊害が散見されるのも事実です。それは絶対に繁殖に使ってはならない、誤った近親繁殖による結果で、劣悪、または畸形的な遺伝子を持つ犬を近親繁殖に用いたからなのです。近親繁殖の結果、遺伝的に優劣何れも、そのホモ固体が得られるのですから種雄、台雌ともに専門的知識にもとづく厳重な選抜が要求されます。

結論として近親繁殖は、専門家が育種上の目的と綿密な計画の基にのみ行われるべきであって、一般のブリーダーが安易に行い得る性質のものではありません。

尚、日本犬保存会においては近親繁殖によって生まれた子犬の血統登録になんら規制はありません。それは、改良上の必要性から当然のことかと思います。しかし、JKCにおきましては、最近から、親兄弟間の繁殖の場合、事前承認制を取っています。

たまたま豆柴サイズに生まれた柴犬との違い

豆柴は両親が豆柴であることが必須条件です。一方、両親は豆柴ではないのに、たまたま豆柴の大きさしかない小型の柴犬も存在し、これを私どもでは「豆柴サイズ犬」と定義しています。豆柴サイズ犬は、豆柴としての繁殖には使えません。次に産まれてくる子犬が親同様小さいという保証がないからです。

それよりもっと注意しなければならないのは、病気等の原因で発育不良となって小さい、どうしても成長しきれなかった犬です。

豆柴サイズ犬は多くの場合、豆柴犬よりも安く買えます。したがって一般家庭においてペットとして飼うぶんには豆柴サイズ犬でもいいでしょう。しかし注意しなければならないことは、最終発育が豆柴サイズであるかどうか、ということです。子犬のうちは小さくても、成犬になったときには普通の柴犬の大きさになっていた、という例は沢山あります。途中で健康回復して成長が普通にもどって柴犬の大きさになったというのがその典型でしょう。

豆柴サイズ犬は最終発育時の大きさが約束されておらず、標準的な柴犬ほどまで大きくなる可能性がありますから、幼い子犬を買うのはそれなりのリスクがあります。3ヶ月前後までは小さいのに、5ヶ月、6ヶ月になり急に大きくなる例は珍しくないからです。成犬になっても小さいサイズの豆柴サイズ犬を選ぶ方法には次の2つがあります。

  • 一番安全な、成犬になった犬か、成犬に近い犬を買うこと。
  • 豆柴サイズの遺伝因子を持っている母犬から産まれた子犬で、現在、豆柴サイズの水準にある子犬を買うこと。

豆柴サイズの遺伝因子を持っているかどうかは、外見では分かりません。 これを確かめる良い方法は、その母犬か、血の近い犬の過去における実績をみることです。それらの犬に、最終発育が豆柴サイズのものがいれば、豆柴サイズの遺伝因子を持っていると見做していいかと思います。さもなければ、片親が豆柴、もう一方の片親は豆柴サイズというのを選ぶといいでしょう。その子犬ならば、大きくなるリスクも軽減されるはずです。

豆柴の価格

ご存じのようにインターネットで検索すると、無数の豆柴ブリーダーのホームページが出てきます。その数はここ数年で驚くほどに増えています。まさに雨後の竹の子のように、の比喩がぴったりといったところではないでしょうか。

当然のことながら値段もピンキリで、その表示価格は安いものなら10万円台から、高いものでは40〜50万円くらいまで、非常に大きな幅があります。以下に実例を例示してみます。

ブリーダー 表示金額 生命保証
Aブリーダー 25万円〜45万円 先天性疾患による死亡に限り個別相談
Bブリーダー 25万円〜50万円 なし
Cブリーダー 18万円〜30万円 1週間。ただし伝染性疾患による病死に限る
Dブリーダー 25万円〜35万円以上 1か月。ただし遺伝的疾患による病死に限る
富士野荘 30万円〜50万円以上 病名を問わず満1歳まで

なお富士野荘の豆柴の価格は、例えば赤雄♂の場合30万円位から、極小豆柴は50万円から、更にそれを超えるのもいます。生命保証は死亡原因となる病名は一切問わず満1歳に達するまでとなります。なお豆柴の価格の決まり方についてはこちらで詳しく説明しています。

《豆柴の適正な価格は? 安く買う方法は?》

豆柴の価格は、体型、大きさ、性格、血統などの犬そのものが持つ資質によるランクと、ブリーダーにおける繁殖の状況や訓練など引き渡し前の環境、そして各種保証などのアフターサービスによって決まります。安く売られているものにも、高く売られているものにも、それぞれ理由があるということです。また、質のよい犬を安く買う方法もあります。ここではそうした豆柴の価格についてご説明します。

豆柴価格の決まり方

競争馬・サラブレッドの値段は、数十万円のもいれば、何億円のものもいるように、生き物は工業製品と違い、個体ごとの差の非常に大きいものです。豆柴犬にも要件ごとのランクがあり、またブリーダーの方針や形態によっても価格は変化します。ここではそうした価格の決まり方についてご説明します。

価格の構成要件

価格を構成する要件として主に用いられているのは以下の各項です。これらの各項ごとにランクがあり、その組み合わせで子犬の価格が決まります。購入に際して何をどこまで重視するかは飼い主様次第ではありますが、家族の一員として長く過ごすにあたって軽視できないものばかりです。

  • 大きさ。豆柴においては体格の小さなものほど高価になる傾向があります。豆柴は小さい柴犬のことで、犬種ではない、と言っている人がいますが、実際には厳然として存在しています。たまたま小さく育ったその犬一代限りではなく、一定の標準の大きさを何十代も保っている以上、独立した犬種です。ただ、権威ある公認血統登録団体においては現在、分類登録されていない『非公認犬種』時代にあるというだけのことです。豆柴も小豆柴も現在、非公認時代にある犬種であり、大きさは、分かり易く体重で言いますと、健康的肉付き状態での標準が豆柴5,6㎏台くらい、極小豆柴4㎏前後、小豆柴3㎏以下です。
  • 毛色。多く生まれるものほど価格が安く、一般的には赤→黒→白の順に高価になっていく傾向があります。
  • 雌雄。雌は雄よりも値段が高くなります。出生比率が雄のほうが多く雌は少ないことに加え、雌には子犬を産ませたいという方の需要が加わるためです。
  • 犬質。血統書や体系など、柴犬としての優れた顔貌・体型・被毛・性質を備えているものほど高価になる傾向があります。
  • 性格。明るく活発で無駄吠えせず、飼いやすい性格を備えているものほど高価になる傾向があります。遺伝による素養が大きいため両親犬や近縁の犬の性格が重要です。
  • 健康良否。健康な両親犬から生まれ、清潔で健康的な犬舎で育ったものほど高価になる傾向があります。
  • 訓練性能。しつけやすく覚えのよいものほど高価になる傾向があります。遺伝による素養が大きいため両親犬や近縁の犬の性格が重要です。
  • 社会性訓育。犬社会や人間社会における社会性を身につけるための訓練であり、適切な訓練を受けたものほど高価になる傾向があります。なお犬の社会化期は1度のみであり、日齢28日から90日頃までに適切な訓練を受ける必要があります。
  • 保証及びアフターサービス。生命保証や健康保証などの保証、および飼育指導などのアフターサービスが手厚いほど高価になる傾向があります。

ブリーダーの方針による違い

価格の設定は、先述の価格構成要件のうち何をどこまで配慮するかで決まり、それは各ブリーダーの意思・方針によります。以下に、よくあるブリーダーの方針をまとめます。これに照らせば、いわゆる「安物買いの銭失い」を避けることができるでしょう。

  • 豆柴であれば(時には発育不良の普通柴)何でも構わず、価格の安さだけで誘引する。
  • 子犬のときの大きさだけは一応の配慮する。
  • 大きさと犬質に配慮する。前2例よりはいくらか良心的。
  • 大きさ、犬質に加えて、性格と健康良否にも配慮する。これは健康管理を実際に徹底しているブリーダーのみがなせる価格設定であり良心的です。よい犬を求めるのであればここが最低ラインです。
  • 大きさ、犬質、性格、健康良否、訓練性能、社会性訓育、保証及びアフターサービスのすべてを徹底する。この価格設定は理想の計画繁殖が確実に行われて始めてできるものであり、これこそが富士野荘の行っている系統繁殖の真価です。

社会性訓育の重要性

生後3か月までは社会性訓育の重要な時期です。価格面だけをみての判断は危険です。動物愛護法の定める最低限度の販売可能日齢は、最終的に引き上げられる2020年6月1日からであっても56日です。

したがって、「引き渡し時期、日齢56日に達してから」と表示して販売しているのが、通常の子犬販売方法です。お買いになる皆さん方は、つい価格だけで判断しがちです。
若し3か月、4か月の子犬がペットショップ等にいたら、それは売れ残った犬、そこで、それまで間、飼っていただけにすぎません。それならば何の価値もないどころか、マイナスとさえ言えます。

日々100日までの間、多くの子犬、成犬と一緒に遊び、社会性訓育を受けた犬とでは大違いです。家庭に、家族の一員として迎えられていってからの生活に大きな違いを生むのです。家族の一員として生涯を過ごすのですから、しっかり、社会性訓育を受けた子犬を迎えることが大切です。社会性訓育の詳細はこちらをご覧ください。

ブリーダーの形態による違い

ブリーダーの形態によって繁殖の姿勢に差があり、それが価格に反映していることも見逃せません。日本のブリーダーを大別すると二つのタイプに分類できます。このタイプの違いによっても、値段のつけ方は異なってきます。

  • 昔からその犬種が好きで、あるいはある思い入れがあって、専らその犬種のみの繁殖を行ってきたブリーダーです。犬の先進国イギリス等では当たり前のブリーダーのタイプです。
  • 流行犬種を追い、その犬種が飽和状態になり値段が下がってくると、次の流行犬種というように、次々と犬種を乗り換える、言わばサーフィン的ブリーダーです。これには素人の新規参入も入ります。豆柴であれば、豆柴のことをよく知らないまま金儲けの手段としているブリーダーです。

前者はプライドがありますから、価値相応の価格をつけています。後者は後発ですから、価格を下げれば売れる、と考えます。これらのブリーダーが扱う犬のレベルは当然ですが大きく異なります。そのレベルの違いから、価格にも10万円台から40〜50万円くらいまでの大きな幅ができます。

保証制度の充実度

富士野荘における補償制度には、引き渡し1カ月間の医療費負担制度、満一歳になるまでの生命保障制度、さらには、豆柴としての大きさの保証は一定のサイズ以上になった場合の補償が利用できるなど、他に類例のない保証制度があります。

結論:価格が高いか安いかは、金額ではなく個々の実質価値で決まる

購入した子犬が死んでしまった場合に備えた生命保証制度を設けているブリーダーもあれば、ないところもあります。大きさの保証然りです。混合ワクチンはどこまで接種しているか、社会性訓育や訓練はしてあるのかないのか、去勢や避妊手術はしてあるのかないのか、また無駄吠えするのかしないのか、性格はどうなのか等など、ブリーダーによって売っている犬はまちまちです。また、それによって引渡し日齢も異なってきます。

子犬の価格が安いか高いかの判断は、本当はその子犬がどれだけの内容を備えているか、実質価値を値段の根拠としなくてはならないのです。つまり、1万円と10万円の子犬とでは、1万円の子犬の方安いという単純な金額の比較で生き物を選んでいると、後悔する羽目になりかねなません。現に10万円で極小豆柴を売っていたので、同じ極小豆柴なら安い方が良いと思って買ったら普通の柴、それもオーバーサイズの柴犬になった、某豆柴ブリーダーから豆柴を35万円で売っていたので安いいと思って買ったら、翌日から毎月病院通い、挙句8歳という短命で死亡、死ぬまでに500万円以上の医療費を獣医さんに支払ったという方もいるのです。

販売
業者
販売価格 生命保証 引渡
時期

ワクチン
接種回数

避妊去手術

社会性
育訓練

散歩に連れ
出せる時期
Aブリーダー 18万円
33万円以上
なし 生後50日以上2 6種1 未手術 なし 3か月の最終ワクチン接種が済む迄不可
Bブリーダー 25万円
50万円以上
先天性疾患による死亡に限り14日間 生後50日以上2 51 未手術 なし 3か月の最終ワクチン接種が済む迄不可
Cブリーダー 18万円
30万円以上
1週間。ただし伝染性疾患による病死に限る 生後50日以上2 未接種 未手術 なし 3か月の最終ワクチン接種が済む迄不可
Dブリーダー 25万円
35万円以上
1週間。ただし伝染性疾患による病死に限る 生後50日以上2 51 未手術 なし 3か月の最終ワクチン接種が済む迄不可
Eペットショップ 35万円
130万円以上
2か月以内の死亡は半額で代替犬提供 生後50日以上2 6種1 未手術 なし 3か月の最終ワクチン接種が済む迄不可
富士野荘 30万円~
50万円以上※
病名を問わず満1歳迄 生後100日以上 3種、2種各1回 92 手術済渡し※ 社会性訓育・訓練済※ 即日可能

※ 社会化訓育・訓練・手術は別途  2 売れ残りによる日齢経過もあり、要注意。

富士野荘の生命保証は、死亡原因となる病名は一切問わず満1歳に達するまで有効です。それができるのも、他では類例を見ないほどの最高の環境、たっぷりの愛情の中で、健康に育ったからです。本当は2年でも3年でも保証出来る自信はあるのですが、後は飼い主様の責任と愛育に委ね、一応の区切りとして満1歳までとしました。

なお富士野荘の豆柴の価格は、例えば赤雄の場合30万円位から、極小豆柴は35万円位からとなっており、いずれも上は50万円を超えるのもいます。この価格は、ここまで説明してきたすべての価格構成要件を加味した適正価格であり、富士野荘の自信のあらわれです。

子犬の健康保証サービスの違い

工業製品の製品保証では一か年間以内の故障については無料修理しますというものがよくありますが、それらの製品はまず保証期間内には故障しません。ところが生き物である豆柴の場合、お引き渡し直後というのは環境の変化が大きく、最も病気になりやすい時期です。

このためブリーダーによっては、お引き渡し後1ヶ月を目安に医療費を補償する制度を設けているところもあります。多くは上限金額を設定しているようですが、富士野荘のお引き渡し一カ月間の医療費補償制度では治療費の全額を当犬舎が負担しています。これも富士野荘の子犬の健康に対する自信のあらわれです。

サイズ保証の違い

「豆柴で買ったのに、普通の柴犬の大きさになってしまった」という事例を多く耳にします。これでは、お買いになる立場からすると、不安になるのも当然です。そこで富士野荘では、販売した『豆柴』が万一、体高が雄であれば37.9センチ、雌であれば34.9センチ以上に達した場合、100パーセント補償、つまりお支払いいただいた代金全額を返金します。

富士野荘においては当初から当然のこととして行っているこのサイズ保証ですが、最近はこれを真似ているブリーダーも増えてきたようです。ところが内容と実績はまったく違います。

お客様の中に「今度は本物の豆柴を飼いたいので来ました」とおっしゃる方が時々おられます。話を聞いてみますと、豆柴で買ったのに体重が12キロになった、14キロになった等など、それも申し合わせたような内容です。それなら初めから5、6万円の普通柴を買った方がいいのです。私どもの豆柴は、売りっぱなしの名ばかり豆柴とは違って、いずれも自信の三大保証の利用できる豆柴です。

保証制度は実績の裏付けが必要

医療生命サイズ等々の保証制度は、それをどのくらいの期間行うのか、内容は満足できるものなのかの評価が必要です。それも、あるかないかだけでは駄目です。宣伝するだけならば簡単ですが、本当に実行しているのかどうかと、それを実行できるだけの裏づけがあるのかどうかが確認されなければ、正しい値段の評価はできません。

アフターサービスの充実度

飼育、しつけ、訓練など飼育関連の指導といったアフターサービスは、安心して子犬を迎え入れるにあたって非常に重要です。平成25年9月の『改正動物愛護管理法』施行は、悪質ブリーダーにまつわる次のようなトラブルが背景になっています。

  • ネットで注文したところ、到着して間もなく死亡したのでブリーダーに連絡をとろうとしたところ所在さえもつかめない
  • 着いた時から病気をしていたが何らの責任も取ってくれない
  • 飼い方について質問しても返事すら帰ってこない

このように売りっぱなしの無責任な対応をするブリーダーであれば、安い価格での販売も可能でしょう。しかしいくら安いからといっても、これで困るのは飼い主様です。正しい値段の評価をするためには、アフターサービスの充実度も加味されなければなりません。

飼育指導は期間も回数も無制限

飼育指導は期間の制限、回数の制限はなく、その犬の生涯にわたって行います。一例をあげますと、スイスに連れて行かれたお客様への飼育アドバイスがあります。ヨーロッパでは飼い犬が満一歳になると、飼育を継続していいかどうかについては試験によって決められ、それに合格しないと飼えなくなる法律があり、その実技試験合格を目指して大変努力なさった方からの飼育指導についてのご相談のメールが毎日のように参りました。それに対して都度、アドバイス申し上げてまいりました結果、お蔭さまで無事合格しましたとの嬉しいお便りをいただき、こちらまで嬉しくなりました。

優れた豆柴をお届けする取り組み

訓練性能を重視した系統繁殖

訓練性能(覚えのよさやしつけやすさ)は遺伝による素養が大きく影響します。一般家庭で飼うのに高度な訓練はしないまでも、最低限必要なことを教えるとき性能が悪く、なかなか覚えてくれなかったり、家族の言動が理解できず、家庭の生活の輪に溶け込まなかったりでは困ります。

したがって富士野荘では、大きさや体型ばかりでなく、性格と訓練性能を重視した系統繁殖をしております。こうしたことも価格に反映します。

富士野荘が実施する社会性訓育についての詳細は⇒こちら

少ない予算で豆柴を買う方法

豆柴を求められる方には、予算にはこだわらない、最高レベルの小豆柴・豆柴が欲しいという方、これくらいの予算で抑えたいという方、いろいろです。一番多いのは普通程度か、普通程度よりも少し上を希望される方ですが、子犬に拘らなければ10万円でもまた10万円でも買える豆柴犬もいます。あくまで、ご自分の条件に合った選び方をすれば良いのです。成犬で迎えても、立派に家庭に溶け込み、家族の一員として、癒しを齎し、感謝されています。

豆柴の子犬は30万円~

体型、大きさ、訓練性能、性格などによってランクが決まり、そのランクによって、またその子犬が雄であるか雌であるかによっても価格が変わります。子犬はすべて別個の個体ですから一概に価格づけはできませんが、富士野荘における一例としては次のようになっています。

  • 豆柴から生まれた子犬で、毛色は赤、雄の場合、価格は30万円を下限にランクによって決定
  • 極小豆柴から生まれた子犬で、毛色は赤、雄の場合、価格は50万円からとなります
  • 毛色は赤→黒→白の順に、価格が上がります

価格には消費税が加算されます。いずれも8種混合ワクチン接種済、生後2か月渡しの子犬です。こちらの入手についてはご購入までの流れをご覧ください。

これに加えて富士野荘では、3か月までの社会性訓育及び初歩訓練、並びにワクチン追加接種済渡しをお勧めいたします。更に、去勢・避妊手術完了、および狂犬病予防注射済渡しであれば、より理想的です。ただし、これらの費用は別料金となります。

お支払いも現金だけではなく、分割払いご希望の方には、豆柴ブリーダー唯一のローン会社による長期ローンのご利用も出来ます。ご遠慮なくご相談ください。

低予算で買える豆柴も

豆柴は飼いたいが、予算は低く抑えたい、とお考えの方のご要望にもお応えできる、安価にお譲りできる犬もいます。これらは主として、以下のような犬です。

ただし、私たちが我が子同然に育ててきた犬たちですから、里親となっていただける方にも条件があります。豆柴の里親募集をよくご覧のうえ、お問い合わせください。

一番高くつく、名ばかりの豆柴にご注意‼

豆柴にせよ、小豆柴にせよ、購入する上で最も注意しなければならないのは、本物を選ぶことです。
豆柴で買ったのに柴犬、それもオーバーサイズの柴犬になったといった話は枚挙に暇はない程耳にします。続きを読む

豆柴の選び方

豆柴犬 の子犬

一旦飼えば一生のお付き合いです。失敗したからと言って家電製品等のように買い替えはできません。犬の飼育目的も時代と共に変わってきました。柴犬はその昔、狩猟を主目的として飼われており、それが、戦後は番犬として飼う人が増え今では家族の一員との考え方が主流となっています。家族の一員ともなれば、そう安易に決めて良いものではありません。

両親犬を確認する

子犬を買うのに、親犬を見ないまま、というのはあまりにも乱暴過ぎます。少なくとも両親犬を見た上で選ぶことを怠ってはなりません。両親犬をみて、その大きさ、体型、健康状態、性格をしっかり確認する必要があります。とりわけ性格を確認するにあたり両親犬を見ることは重要です。

平成26年6月施行の改正動物愛護法では対面販売を義務づけていますが、両親犬を見ることまでは要件とはしていません。しかし性格は遺伝しやすいため、母犬はもとより父犬も見て判断すべきです。子犬を見ただけでは、どんなベテランであっても、将来どんな犬になるかを的確に見通せるものではありません。

良好な衛生状態の犬舎で理想的な飼育管理が繁殖の必須条件

繁殖には衛生状態の良い犬舎で衛生的に飼育管理されていることが必要です。不衛生の場所で育った子犬は、後で何かと問題が生じてくるものです。病弱だったりしますと、お金がかかるだけではなく、そのために使う神経は過大な負担となるものです。

富士野荘の飼育管理は所割監督官庁である保健所からいつもお褒めの言葉をいただいております。犬舎の増改築・設備の変更の際、担当官が検査にお出でになりますが、その際何度も「犬舎に入っても、全く臭いひとつしませんがどうやって管理しているのですか」とご質問いただきます。その秘密は次の通りです。

  • 犬舎内で排泄をしていない、させない
  • 排泄は外にある所定のトイレに行く
  • 敷物は、全て白のバスタオルを使用しており、毎日取り換える
  • 夜間運動と排泄をさせている
  • 24時間監視カメラで監視しており、異変に対応している

しかし、如何に健康に育てられた子犬でも生き物です。迎え入れてからの健康は飼い方で変わります。そのためには、あらかじめ正しい飼い方を身につけておき、実行することを怠ってはなりません。

血統書の発行団体を確認する

犬業界において公認されていない団体の中には『豆柴』としての登録を行っているところもあるようですが、日本犬で最も権威のある公認団体である公益社団法人日本犬保存会において豆柴は、独立した犬種としての分類・登録はなく『柴犬』として登録されております。また、全犬種登録団体の社団法人ジャパン・ケンネルクラブも同様です。

したがって『豆柴』を血統書で判断する際は、公益社団法人日本犬保存会、または社団法人ジャパン・ケンネルクラブ発行の『柴犬』となっていれば信頼出来ることになります。なお、富士野荘にてお譲りする豆柴は、すべて公益社団法人日本犬保存会に血統登録されており、同会の血統書が付きます。

子犬の引き渡し日齢を確認する

動物愛護管理法が改訂・施行された平成25年9月1日の前までは、生後30日台から45日くらいで売り渡すのが当然のことのように行われていました。それが同法の施行によって生後56日以下での引渡しはできなくなりました。ただし経過措置として3年間は生後最初45日以下、次いで現在49日以下を引渡し禁止日齢と定めています。

しかし、それでも早すぎるのです。富士野荘においては60日までは母犬と一緒です。その後、生後90日までの1か月間、何十頭もの仲間と共に社会性基礎訓育、並びに初歩訓練を受け、最後のワクチン接種を終えてから、お引渡しすることを推奨・実施し、大変ご好評をいただいております。ここでご注目いただきたいことは、ただ単に生後90日まで飼っておくのではなく、専門のトレーナーが専従しての社会性基本訓育と初歩訓練を行うということです

実際の子犬を確認する

実際の子犬を見るときには、次のようなことをよく見るようにしましょう。

  • 元気の良い子犬を選ぶ。歩き方も、走るときも日齢相応に活発な動きのある子犬であることが健康の証しです。不健康な子犬はノロノロとした動きしか出来ません。
  • 性格の明るい子犬を選ぶ。家族の一員としてお飼いになるのですから、明るい性格の子犬を選びましょう。よく尻尾を振る、呼べばすぐ来てペロペロ人の手や顔を舐めようとする等で判断します。
  • 被毛、皮膚にも注意する。皮膚に異常のないこと、被毛は適度に密生していて綺麗なことも確認しておきましょう。
  • 眼が活き活きとして適度に潤っていること。健康な子犬の眼は活き活きとしていて、適度に潤っています。一方不健康な子犬の眼は活気が感じられず、輝きがありません。

極小豆柴とは

富士野荘では、豆柴より小さく小豆柴より大きい柴犬を極小豆柴と規定しています。大きさ以外の特徴はすべて普通柴や豆柴と同様です。過去に生まれた極小豆柴子犬の一部はこちらのページで見ることができます。

原産地 日本
起源 縄文時代
犬種分類 日本犬小型・柴犬
毛色 赤・黒・白・赤胡麻・黒胡麻
大きさ(体高) 雄♂:30cm
雌♀:28cm

極小豆柴の母犬・マーちゃん

極小豆柴の母犬
マーちゃん

極小豆柴の母犬 ワコちゃん

極小豆柴の母犬
ワコちゃん

極小豆柴の母犬・アズキちゃん

極小豆柴の母犬
アズキちゃん

小豆柴の母犬・ユノちゃん

小豆柴の母犬
ユノちゃん

毛色

極小豆柴も毛色は赤、黒、白、胡麻があります。

極小豆柴子犬/赤

極小豆柴子犬/赤。口の周りの黒は消えて白くなります

極小豆柴子犬/黒

極小豆柴子犬/黒。毛色のコントラストは成長とともにハッキリしてきます

極小豆柴子犬/白

極小豆柴子犬/白。成犬になっても、赤毛になるということはありません

 

富士野荘の豆柴について

豆柴犬は『小型の柴犬』です。体が小さければそれだけで良いと言う事にはなりません。小さいことは当然のこととして 、柴犬と言うからには、性能、体型ともに柴犬の特徴全て備えていなければなりません。

極小豆柴について面白い話があります。これは、ご来舎くださり、極小豆柴をご注文下さった方から直接お聞きした実例です。このお客さまがご来社されたとき、豆柴、極小豆柴、小豆柴などいろいろとご覧に入れたところ「ここまで小さいとは想像していませんでした」というのが第一声でした。

それから「実は、ネットで盛んに宣伝しているところへ見て回ったのですが、そこの極小よりも、今見せていただいた富士野荘さんの普通の豆柴の方が余程小さいですよ」これなら安心です、と仰られました。絶賛された言葉にはちょっとした驚きとともに、湧き出る誇りを感じました。

極小豆柴という呼称は各犬舎がそれぞれ独自の基準で呼び習わしているものです。したがってこのように、他犬舎では極小豆柴と呼んでいるものが、当犬舎の豆柴よりも大きいなどということが起こります。その後も、多くの方から同様のお言葉をいただき、その度に、より責任感を強くして、皆様のご期待に応えるため、日夜努力いたしております。

宣伝するだけなら簡単です。ネット販売は犬に限らず玉石混淆です。特に豆柴は、人気に乗じて豆柴の繁殖を始めた金儲け主義的な業者もあります。現実に多くの被害も出ています。豆柴を飼われる際は実際に自分の目で確かめられるよう、お勧めいたします。本当に家族の一員として迎えるのならば、近くだからとか、値段が安いからだとか、目先のことにとらわれないことが肝要です。

富士野荘の豆柴の血統書

富士野荘にてお譲りする豆柴は、すべて公益社団法人日本犬保存会に血統登録されており、同会の血統書が付きます。また、ご希望があれば有料でJKC(ジャパンケンネルクラブ)の血統書を付けることも可能です。もちろん血統書は柴犬です。

日保の血統書見本

したがって富士野荘におきましては、ルーツの分からない単に小さいだけの犬とか、普通の柴犬から、たまたま小さく生まれた豆柴サイズの犬は豆柴犬としての繁殖には一切用いません。代々豆柴として繁殖してきた犬のみを繁殖に用いております。もちろん、私的発行の血統書付き豆柴犬も一切繁殖を行っておりません。

富士野荘における豆柴子犬の価格

体型、大きさ、訓練性能、性格などによってランクが決まり、そのランクによって、またその子犬が雄であるか雌であるかによっても価格が変わります。子犬はすべて別個の個体ですから一概の価格づけはできませんが、一例としては次のようになっています。

  • 豆柴から生まれた子犬で、毛色は赤、雄♂の場合、価格は30万円を下限にランクによって決定。
  • 極小豆柴から生まれた子犬で、毛色は赤、雄♂の場合、価格は50万円~。
  • 毛色は赤→黒→白の順に、価格が上がります。

価格には消費税が加算されます。いずれも8種混合ワクチン接種済、生後2か月渡しの子犬です。富士野荘では生後2か月未満の若日齢子犬は、一切、引渡しておりません。なお一般的な豆柴の価格の決まり方についてはこちらで詳しく説明しています。

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